[最優秀賞]
武田ゆり|-守る側から守られる側へ- 地域に暮らす外国人が災害時において要配慮者から防災の担い手になるためのきっかけの提供
山形県出身
矢部寛明ゼミ災害時において要配慮者?避難行動要支援者にカテゴライズされる外国人に向けた防災についての研究を行いました。
檀上祐樹 准教授 評
日本では在留外国人数は増加の一途を辿っている。自治体では在留外国人に対し教育、防災、福祉など色んなカテゴリーでケアを試みている。ただ一方的な情報発信に頼ることが多いのが実情。武田さんの研究で評価したいのは、日本人から在留外国人に寄り添う行為に優しさを滲ませた対話を繰り返したこと。またその優しさを裏付ける多感な調査があったこと。「まちでみんなで生きる」ことの一つの姿勢のお手本として我々は捉えることができた。受賞おめでとう!