2021.08.17
イベント?展示会
学生団体「東北芸工大スイーツ学科」がチョコレートブランド「Ora da cacao」(オラダ?カカオ)の開発とデザインを行いました
学生団体「東北芸工大スイーツ学科」では、山形の素材を使用したスイーツの商品開発やそれに関する企画などを行っています。
先日、「カキノキノブラウニー」を開発した際にご協力いただいた、上山市のだんご本舗たかはし様の新たなチョコレートブランド立ち上げに伴い、全体的なブランディングの提案をさせていただき、この度商品化されました。
今回誕生したブランドは「Ora da cacao」(オラダ?カカオ)です。
国際的企業のピュラトスが取り組むサステナブルプログラム「カカオ?トレース」という、カカオ生産者の栽培技術を支援し、収入?生活水準向上をサポートする仕組みに賛同したブランドです。
ブランド名にある、「おらだ」は山形弁で「私たちの」という意味で、上山でもよく使われています。また、「da」には、イタリア語で「?から」といった意味があります。
上山から届けるチョコレートブランド、また、カカオを栽培している方々にも、私たちの作ったカカオから作ったものだ、と誇りに思っていただけるようにと提案しました。
また、ロゴ制作にも取り組みました。1つのブランドロゴを制作するのは責任重大で、何度もヒアリングと調整を行いました。
コンセプトとしては、チョコレートのもつ溶けることで形を変えられる要素、上質さや「一見方言ではない」という要素をベースに制作しました。頭文字の「O」がカカオ豆のように見えるのも、素材にこだわっていることを表しています。
大きなカカオ豆のような「O」を見かけたら、すぐにわかるデザインになったと思います。ぜひ手にとって見ていただきたいです。
こちらがOra da cacaoの商品第一弾となる「オラダ?カカオシュー」です。
ベトナム産カカオを62%使用しており、シュー生地もクリームも濃厚なチョコレートづくしの一品となっております。今回、スイーツ学科としてパッケージフィルムのデザインも制作させていただきました。ロゴをメインに取り入れ、オラダ?カカオとピュラトスの繋がりを意識してデザインしました。
だんご本舗たかはしの高橋社長からは、
「今回、スイーツ学科の皆さんと商品開発ができ新たな刺激をたくさんもらいました。
女性ならではの感性、若い世代からの視点、デザインによる視覚効果など、これまで持っていた固定観念を改めてほぐしてもらった気がします。
今後は、カキノキノブラウニーを含めたサステナブルなカカオスイーツショップのオープン、新たな視点の和菓子店、冷凍スイーツの自動販売機事業、社内デザインの統一化など、いろんなアイデアを着実に具現化していきたいです。」
とコメントをいただきました。
こちらのオラダ?カカオシューは上山市のふるさと納税返礼品として登録されています。
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=327127
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=385590
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=385573
かみのやま温泉駅前の「だんご本舗たかはし」様の店頭でも購入いただけますので、ぜひご賞味ください!
https://www.dangohonpo.jp/
https://dangohonpo.thebase.in/items/43812461
文:東北芸工大スイーツ学科(企画構想学科2年) 山中香澄、石岡怜乙